今日も誰かの誕生日

雑記

そして昨日は、僕の26歳の誕生日だった。

誕生日を迎えるごとに僕は総括と抱負のような内容のツイートをしている。
今年は、

26歳になりました。 早生まれのせいで同級生はもうすぐ27歳になるだとか
で、僕の本当の年齢がわからない気味の最近でしたが、どうやら26歳ならしいです。 出来るだけ、出来るだけ、実年齢を胸張って言えるように、年輪を重ねていきたい今日この頃です。 26歳は自分に優しくしてあげようと思います。

とSNS上の誰かに対して、自分に対してつぶやいた。

誕生日おめでとうの連絡。
僕基本的に人の誕生日をあまり覚えていない。し、覚えていても「誕生日おめでとうございます」のLINEを送るラインがわからず、この人に送ってもいいラインに僕は居るのだろうかと、自分を守るためだけの言い訳を駆使した結果、あまり人に「誕生日おめでとうございます」のLINEを送らない。

そんな僕にも、親切でマメな知り合いが数人居てくれて「誕生日おめでとう」やら「良い一日を」とメッセージをくれた。

嬉しい。

テイクアンドテイクな現実に恥ずかしさと申し訳なさを覚え、僕も人に誕生日おめでとうLINEをしてあげようと、きっと数日で無に帰す決心を僕の中でした。

良い一日。

僕の誕生日だった2月19日。
僕は夜の用事までひたすら家でゴロゴロしていた。
ご飯を食べては疲れて横になり、カーテンを閉じ少し寝てみて。
僕はこれが「怠惰」だとは思っていない。
きっと僕自身にとって「必要経費」であり、ある種の「タスク」でもあるのだ。
そう自分に言い聞かせながら、僕は17時にアラームをかけて眠りに落ちた。

最近夢をよく見る。

昨晩は淫らな夢を見た。
内容は覚えていないが、それだけは覚えている。
最近、体調のせいか季節のせいか、よく寝る。し、よく夢を見る。
この変化が良いのか悪いのか、今の僕には判断がつかないが、変わってきていることは確かだ。

昨日もきっと、「お夕寝」の際には何かしらの夢を見て、そして僕は「稽古場代役」をしに都心まで出かけた。

寝ぼけた頭でその日のシーンを読み込みながら電車に揺られる。
日中なにもしなかった仕事を電車の中でできるかもと、仕事用のノートをかばんに入れてみたはいいもののそんな気力も余裕もない。

稽古は楽しい。
「代役」ということで所在は無い気味だが、稽古二日目ともなると皆の人間性がなんとなくわかって少し距離が縮まった気がする。

「うなじ」に魅入ってしまった。

稽古場で僕はある女性のうなじに魅入ってしまった。
生唾をごくりと飲み込むような、そんな感覚だった。
多分、その女性が僕にとって特段魅力的だったというわけじゃないと思う。
ただ、最近身近になかった「生身の女性」の女性足る部分に僕は目を奪われたのだと思う。

多分、女性のうなじに興味を惹かれたのはこれが初めてな気がする。
「フェチ」と聞いて世間一般的によく結びつく(と思っている)「うなじ」だが、果たして本当にそこまで一般的な男性がグッと来る部位なのだろうか。と、今まで思って生きてきた。し、そこまでなにか自分の中で感じたことはなかった。

覆された。

「このうなじがいいね」と僕が言ったから二月一九日はうなじ記念日。

2022年、僕の誕生日に新しく一つ記念日が追加された。

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