自粛期間中に始めた新しい9つの事

雑記
「コロナが開けた時にただ時間が過ぎてた。にならないようにしたいな」

役者の知り合いが言ってました。

人生通して僕は小さな砂時計を小脇に抱えてその砂が落ちる音に怯えながら生きているのですが、自粛期間、出来ることが制限された不安な状況、あるのはあるのは自分の体のみ、そんな中でその砂時計がどんどん大きくなってきました。
時間の流れる音が静かに大きくなっていく感覚、でも世界は動いてない。
不思議だ。

じゃあ何かしようぜ。

黒歴史、結構でしょう!
僕は思い出人間なので、昔の恥ずかしい出来事も思い出す頃には財産になっっているのです。(たぶん)

何もしないより何かした方が良いと判断しました。

僕は、いろんなことができる様になることに幸せを感じるので、いろんなことをね、やってみようと、やってやろうぜと、思ったのです。

そんなことを思いまして、

どうも、大森です。

6月入って急に暑くなってきましたね。エアコンの誘惑に負けました。

さて、最近はようやく緊急事態宣言も解除され日本は徐々に自粛解除ムードになりつつありますね。

そこで、この3~5月を「自粛期間」を仮決めして(定義は人それぞれだと思いますので)その自粛期間の振り返りでもしてみようかしら、と思った次第でございます。

それではどうぞ。
以下、なんとなくの時系列順です。

自分のサイト作った

自分のポートフォリオサイト作りました。

スクリーンショット 2020-04-30 12.32.42

WEBの制作の仕事をしているのでそれのお披露目やら、お芝居の予定やらできることやら散りばめて、デザイン起こして実装して上げてみました。

シンプルで可愛らしいをテーマに、黄色のテイストで自分のイラストを箇所に置いてます。自分のイラスト使ってみると愛着湧くので良いです。画像保存時に命名しないとですし。

良かったこと

サーバの契約方法やドメインの取得方法、GoogleSearchConsoleの使用法、Googleアナリティクスの見方などなど、やってみて分かることがたくさんありとても学びになりました。

今後やりたいこと

WordPress換装するか何かして、ブログ機能つけたりしたいな。そうでなくとも、かなり三日坊主なので更新性を上げるための工夫をしたい。

イラスト書いた

イラスト描きました。

画像3

以前からへたうま?シュール?なゆるいイラスト描くのが前から好きで、アナログで描いた落書きやらをスマートフォンの「ibisPaint」というアプリでなぞってデジタルに起こす、ということを時々やってました。

ただ、今までコンスタントに描いてた訳じゃないので、デジタルに起こすアナログ絵が尽きかけてました。そこで、これを機にストックを増やすぞ、と。思った次第です。

で、やりました、イラスト強化週間。

机に向かってただずーっと絵を描き続けるが無理そうなことは気づいてたので、「絵を描く配信(もどき)」をすることで所謂他者の眼を強制的につくり自分を机に向かわせる作戦です。
(その後発見したんですけど、やる気を出す方法としてメンタリストDaigoが同じような事を勧めてました。監視し合う相手を置くか、誰もいなくても良いのでただ配信をつけてみるという方法。おすすめです。)

「Periscope」(Twitterの会社がやってるやつで、タイムラインから配信中の内容が観れるなどかなり連携取れて使いやすいです。あとアーカイブ残るので良きです)や「Instagramの配信のやつ」(何か恥ずかしかったです)を使用して配信してみました。リアルメモ帳に描いてるので、ライト焚いてPCインカメラで無理やり手元の撮影してます。
多少人来てくれたり、知らないオーストリア人の方に褒めてもらったりとなんだかんだで配信自体も楽しかったですが、イラスト自体も捗りました。ムラはありましたが2~3時間集中してずーっと描けました。

良かったこと・気づいたこと

強化週間をして良かったことはいくつかありました。

まずイラストのストックがたくさんできた。良いやつ、そうでもないやつありますが沢山できました。デジタルに起こすのが楽しみです。パンの種仕込んでるような、なんか、そういう気持ちです。

それと、ずーっと絵描いてると気づいたことがありまして、自分の描き方というか考え方というか。好きなモチーフがあって、人や動物といった命が通ってるものの方が好きなようです。それも綺麗じゃなくてどこか崩れていて人間性があるような。発見でした。

また、連想ゲーム的な、ブレインストーミング的な書き方が好きなようで、最初から何描くかを決めて描くというより、とりあえず線や点や円やを描いてそこからイメージを膨らませていくのが楽しいです。変な形も角度などを変えてリカバリしようとしてみると思わぬ形になって楽しいですね。自分の発想を超えた何かが生まれます。
上記の考え方は他の分野でも感じていて、僕は0から1を生むより1を2にする方が得意なんですね。でも、どんな形でも良いからとりあえず1(ないしは0.1)を作ってみるようにすると、自分一人で「生む人・育てる人」を担えるな、と。そのような事を思います。

画像3

今後やりたい事

スタンプにしよう。LINEの。
あと、もっともっとちゃんとやろう。さらに沢山描こう。

動画撮影・編集した

時はゴールデンウィーク。

「俺、ホントはYoutubeやってみたかったんだよね」

大学の同期とオンライン飲み会をした時に、友達がこぼした言葉です。

その次の日、彼は動画を2本作って来たのでその行動力に驚かされました。人の行動のきっかけってどんな些細な事かわからないものですね。

で、触発されて僕も動画作ってみました。単純です。(あと、ゴールデンウィークに何もすることなかったので何かしたかったのだ。)

Youtuberというと風呂敷はでかいのですが、なんだかそのような事をしてみました。iPhoneで動画撮って、AdobePremireで動画編集。(元々AdobeCCに入っていたのです。)

こちらが処女作です。

https://www.youtube.com/embed/0L8XGcaShv0?rel=0
(現在非公開です…)

(恥ずかしさの塊魂)

例の飲み会で動画のネタとして出してみた「顔書いたヒザを友達ってことにして、そいつと話す」を自分でやってみました。内容はぐしゃぐしゃです。(「自分は無限の無料フリー素材」をモットーに動画の内容やらサムネやら作成しました。)

自粛期間で全然人と話してなかったのが災いして、動画撮影時はもうそれはそれはぐしゃぐしゃで、全然流暢に話せませんでした。カットのおかげでなんとか繋がってますが。Youtuberすげーって思いました。台本あるんですかね。

作成途中、「自分だけの時よりも、人といるときの自分の方が面白い」という想いに苛まれ、自分一人だけで作り上げるのはとても苦しく辛い戦いでした…。

良かったこと

サムネイルの作成や、動画の撮影・編集含めて全て初めてだったのですが、なんとかできました。楽しい!楽しさに気づきました。
特に動画編集。作・演出・出演・音響・照明全て出来るので、やれることが増えれば増えるほど単純に選択肢が広がっていく感覚があり、まるでRPGやっているような、そんな楽しみがありました。
かなり深夜までずっと編集したりしてたんですけど、新しいゲームを買ってもらった小学生くらいの興奮度でずっと集中してました。体力無限でした。

それと、上でもちょろっと書いたけど、Youtuberすげー!TVすげー!って思いました。単純。字幕やカットや音や何やら、今まで何の気なしに見てたけど、意識してみると他の楽しみ方が見つかりました。

その後

上で載せた処女作。友人に見せたところボッコボコにされました。

ぴえん。

だって軽い気持ちで作ったんだもんね!とか、最初だもんね!とかなんとかなんとか自分を守ろうとしてたんですけど、なんか悔しくなって、アドバイス全部盛り込んだリベンジ動画作ってやろうと思いました。で、作りました。

https://www.youtube.com/embed/uPnW38GDt5s?rel=0
(現在非公開です….)

今後やりたい事

もっとちゃんと面白いもの作りたい!けど、及ばない…悔しい!くうう!自分にもっと力があれば!今後も頑張ってみます。

動画編集は楽しい!編集依頼待ってます!普通のやつもちゃんと作れます。

配信した

配信してみました。

今まではノンフィクション(現実)がそばにあったからフィクション(映像作品とか、作り物)を求めてた。けどコロナ禍の今、そばにあるのはフィクションなのではないか。じゃあ、人々が求めるのはノンフィクション、見知った人がそばにいる感だぜー!とか思って、配信始めてみました。

「1対多」よりも「1対1(2,3)」の方が、コミュニケーションの方法として得意(苦手でない)という意識がありました。

コミュケーションは上手く出来た方がどんな場合でも強い、と思ってるので、だったら苦手克服してやろうぜと。経験値貯めてこうぜ、と。思ってやってみました。

良かったこと

人と話すリハビリになりました。何人かTwitterやらYoutubeチャックしてくれる人いて嬉しかったです。

ただ、

こういうのって続けるのが大事だと思うんですけど、なかなか続かなかったですね。うーむ

PC作った

自作しました。

どうやら、「デスクトップ」で「Windows」で「自作」だと良いPCを安く買える様で、ずっと家に篭りきりだったので「良いパソコンがあればなんでも出来るんじゃないか!?」という安直な考えで検討しました。

知り合いに最近PC作った人がいたので、その人に色々聞いてみたり、違う人にも色々聞いてみたり、ネットで調べたり、youtubeで調べたり…とにかく調べました。ただでさえ大きな買い物する時はかなりの覚悟が要るのに、自分で作るなんてとんでもないよう!
(じゃあなぜ自作なのだと言われると、価格とロマンです。)

アマゾンやらドスパラで頼んだパーツが揃い、半日ほどかけて組みました。自分がこんなに不器用だとは思いませんでした。でも無事完成させて起動できました。やったぜ。

良かったこと

工学部情報工学科出身なのですが、学部1、2年の頃に「PCパーツ選んで好きなPC作ろう!」なんて課題があったよなと、適当にやったので何も残ってないなとか思ったりしたりしてました。ただ、今回PCパーツ買うにあたって色々調べてく中で、CPUのコアが何だとかクロック数がどうだとか、グラフィックボードとはなんぞやとか、マザーボードの規格やらケースに触れるとダメとか、SADA接続やらm.2がどうとか、電源の選び方がどうとか、流行りがどうとかコスパがどうとか…、とにかく色々詳しくなりました(多少)。

ゲーム実況した

ゲームしているところを撮ってみました。

自分が出演する動画を作ろうとしてて、自分のコンテンツ力のなさ諸々を痛感してるときにゲーム実況のこと思い出しまして、「なるほど!ゲーム実況はゲーム=コンテンツだから、自分だけで1秒1秒作らなくてもなんとかなるぜ!」という非常に安直な情けない理由でトライしてみました。

キャプチャボードなんてのは持ってないので、とりあえずPCでできる手軽なゲームをするぞと、「強制遠近法」や「錯視」を利用したトリックアートの中を生きることができるゲーム だの 近所のおじさんに追いかけられるだけのホラーゲーム だのをしてみました。以下、そのホラーゲームの僕のリアクション切り抜きです。ホラー耐性が無くてとても辛い時間だったので供養の代わりにまとめました。

https://www.youtube.com/embed/4g7GTSewCQM?rel=0
(現在非公開です….)
粗品みたいな声が出てる動画

個人的に、ゲーム実況して面白くなる人は「ゲームが超絶上手い人」か「ゲームが下手な人」だと思う。前者はハウツー的な需要があるし、後者はゲームにかなり没入出来るから良い意味で観てて不安定で楽しいのかな。
自分は半端にゲーム子だからどちらにも属さないよ〜とか思ってたけど、ホラー耐性なさすぎるから逆に見せ物になるかもしれない。辛いけど。

良かったこと

ホラーゲームやってる時の自分を切り抜いてて、ちょっと面白いじゃんと、リアクション大きいじゃんと、自粛期間中にかなり削れてきた自己肯定感が少し上がって良かった。やはり、ゲーム=コンテンツ説は正しかったのだ!なんとかなった!

案外話せるじゃん、とか思った。自粛期間で随分と話すことをしていなかったのでリハビリも兼ねてすることができた。ただ、それでも脈絡のある事を流暢に話せないから、ゲーム実況者すげー、と他の人の動画見るたびに思う様になった。テンションたか〜とか。

それと、ゲームをしているところを撮る、というか記録に残すことについて。僕かなり記憶薄くて昔やったゲームの内容とかよくわすれちゃうんですけど、単純にそれが補完されるから良いじゃんって思った。

ゲーム実況者がよくするエンディングでゲームの感想話すやつ、した。めちゃめちゃ気持ちいい。エクスタシー!ゲームのエンディングだけで気持ちいいし、気持ちいい曲流れてるし、気持ちいい演出だし、なんだこれ。お手軽やり切った感、ある。

曲作った

曲作りました。

1、2年前くらいから漠然と「曲作れたら人生楽しくなるんだろうな〜」とか思ってました。その心は、例え悲しいこと辛いことがあっても、それが曲のタネになる、曲として昇華出来るのなら物事の捉え方が変わるんじゃないかというやつです。

で、よくある「〜したいな」(英語できる様になりたいなとかジム通いたいなとか)で終わってたんですけど、音楽している知り合いと話をする中で「大森作ってみてよ」と、こんな感じで作れるんだぜと、曲作りの順番とかコードの並べ方とか教わりまして。

で、作りました。

(歌詞とコードだけ載せてみます)

「ひとんち」
カポ2

G D C D
もう直ぐそっちに着きます
G D C/D/G
あと2分くらいで着きます
G D C G/D
近くのファミマまで来ました
G D C/D/G
ビールでも買っていきます

C D G
ここまで歩いてきた
C D G/C/G
結構歩いてきたアァ
C D B7 Em
ここまで歩いてきたからには
C D G
ご飯でももらおう

G D C D
すいませんちょっと遅れました
G D C/D/G
途中で道に迷いました
G D C G/D
この辺ちょっとよくわからなくて
G D C/D/G
携帯で調べてきました

C D G
ここまで歩いてきた
C D G/C/G
結構歩いてきたアァ
C D Cdim Em
ここまで歩いてきたからには
C F G
つまみでももらおう

Am Em G
美味しく召し上がる
Am Em G
美味しくビールのむ
Am Em F C
話に花が咲いた後は
Am C G
洗い物をする

C D G
ここまで歩いてきた
C D GCG
結構歩いてきたアァ
C D B7 Em
ここまで歩いてきたからには
C D G G7
ご飯でももらおう
C D Cdim Em
ここまで歩いてきた甲斐は
C F G
結構ありました

ボブ・ディラン味がある曲ならしいです。ゆるいです。

曲作るの楽しかったです。

良かったこと

曲作ってみたぜ、ってのが大きい。0→1と1→2では全然難易度が違うので(ちょっと話違うけどこれが理由でタバコ・パチンコは一回もしない様にしてます)、今後良いときにまた作ってみれる気がしてる。
それと、U-fretやらでギター弾いてるときに、コード進行こうなってるんだな、とかなんとか音楽への見方も一つ増えた気がして嬉しいです。

物書いた

「物書き」に苦手意識があったんですがそれを克服するためにもと、note、やってみました。

なかなか、思考をまとめる力が必要になりますね。飛び散ってる考え方を一度プロットにでも起こして描けば綺麗になるのかなと思ったりしたり。それと、「〜ました」や「〜です」みたいな、小学生の作文みたいな文体のオンパレードなので、なんだかもっとのびのびとした、オモコロみたいな文章書けるようになりたいな、と強く思います。

それと、脚本(のかけら)も描きました。

6月出演予定だった舞台 NICESTALKER「スペキュレイティブ・フィクション!」の代替オンラインイベントで、作家に似せた文体で架空のストーリーを描く選手権というものがありまして、それに向けて書きました。優勝しました。やったぜ。

良かったこと

漠然と持ってた物書きへの苦手意識が薄まり、それよりもこういう文章が書いてみたいなとか、ここダメだなとか、そういう具体的な考えになった気がしました。やればできるぜ。

髭蓄えた

髭蓄えてみました。

自粛期間中、どうせ誰にも合わないし髭剃るのも面倒だし、自分には髭の才能(髭がもしゃもしゃ生えうるか否かのことを指します)があるかどうか知りたいぜ、とか思って放っておいてみました。

生えました。

画像4

生えたの図

左が3月末で、右が5月中旬です。

結構風貌変わりました。老けたというか光を失ったというか、人はずっと家にいるとこうなるんだな、と面白くなりましたね。

良かったこと

髭似合わなくないじゃん!とか楽じゃん!とか思いました。それと、髭の整え方とかなんとか、髭に関する知識も増えました。

あと、髭ってなかなか伸ばすタイミングないじゃないですか。なので良いタイミングだったと思います。生やしてみる期間。

飽きが来たので剃ったんですけど、また生やしてみたいなあ。

剃った後の小話

剃った後すぐに髪切りました。なのですぐに図左の様な風貌に戻ったんですけど、どうやらまだ自意識が図右の髭のままだったので、鏡を見るたびに自分と違う人を操作している様な、はたまた過去の自分の体を操作している様な(そういう転生物思い出しました)とにかく不思議な気持ちになりました。自己を再形成する様な、なんだか変な感じでした。

おわりに

お疲れ様です。おおもりです。

ここまで読んでくださりありがとうございます。たくさん文章書いちゃいました。文体が混じったりしながら、今の自分が書きたい様に書いてみました。

ただいま6月中旬でして、自粛もどきはまだ続いてまして、2、3ヶ月自粛したね!楽しかったね!おーわり!じゃあねー!!なんてわけには到底いきませんで。

つまり、この自粛期間はもっともっと続く可能性があるわけで、本当に開けたときにもう一度この記事を書きたいと思います。

「自粛期間中に始めた新しい○○つの事」

今よりもうちょっと色々出来る様になってて、数が増えてたら楽しいなと思います。(そんなにやれることの余地あるかな笑)

散!

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